ブログがだいぶ空いてしまいました。事務局の鴨下です。
梅雨入り宣言から、雨が降らずに市内の花壇もかなり乾燥していましたが、ようやくシトシトと梅雨らしい天気になり一安心というところです。
去年の4月以来ですが、改めて西洋ミツバチの養蜂についての状況をお知らせします!
昨年は、2群のうち1群、1回しか採蜜(約20リットル)ができませんでした。
冬場は無事に乗り切ったのですが、4月に1群の女王バチがいなくなってしまい、もう1群は分蜂(※1)してしまいました。
※1 分蜂とは新女王を元の巣に残して、働き蜂と親女王が新しい営巣場所に移動する事です。蜂は種として生き残るために、分蜂によって巣の数を増やしていきます。
しかし、新女王も見つからなかったため、2群とも残っていた王台(※2)を活かして、改めて新女王バチが誕生し産卵をしました!
※2 女王蜂候補を育てる為の専用の育児室。新女王蜂候補者のために複数造り、女王蜂は、王台に卵を産み、働き蜂はローヤルゼリーを与え、次の女王蜂は羽化するまて王台で育てられます。卵に差はなく、働き蜂になる無数の姉妹と、女王蜂の違うところは、ローヤルゼリーという特別食で育つことだけです。
1群は順調に蜜も増えており、6月中には1回目の採蜜の予定です。
養蜂にご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。
皆さんが普段目にするミツバチは、雌蜂である働き蜂が蜜や花粉を集めに外に出ているところだと思います。
働き蜂は一生のうちの最後の10日間くらいを、危険を冒して蜜を集めに行くそうで、集められる量はティースプーン1杯程度ということです。
特に刺激しなければ、自ら刺してくることは有りませんので、優しく見守ってください。