水車「オオグルマ」

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Posted by hanakyokai | Posted in 未分類 | Posted on 09-11-2015

こんにちは!大沢の水車「シングルマ」の管理人コウノです。

三鷹市大沢が大沢村だった頃、村内で最初の水車、「オオグルマ」は箕輪家七代目、重治朗によって作られました。
搗杵が10本もある大きな水車で、人見街道が野川にかかっている相曾浦橋畔に在りました。
天明4年から働いていたオオグルマが、その回転を止めたのは戦後のことです。

重治朗はオオグルマを建設する8年前、安永5年(1776)親戚の與市らを誘って深大寺の読誦供養塔建立の為に寄進の一部を負担
しています。表側に多寶塔とある、この供養塔は深大寺山門を入って直ぐ、左手に現在も残っていて、時の流れが止っているよう
です。
オオグルマは既に在りませんが、この多寶塔には当時の人の信心深さが残っているようで厳かな気持ちになるのは不思議で
す。
野川沿いに今も残っている水車シングルマは文化5年(1808)頃の創設ですが、我々同様に生活をしていた先人達の知恵に感心さ
せられます。
深大寺の階段を上り山門をくぐれば重治朗達、謙虚な昔人の心に触れることが出来るかも知れません。